「寝る子は育つ」と言われますが、本当かなと半信半疑な中高生の方々、実は中高生の成長と睡眠には本当に大きな関係があるんです!
そこで今回は身長と睡眠との関係についてご紹介しますね。
高校生の身長を伸ばすために重要なこと
中高生の頃は一番、骨量が増え筋力が増える時期です。
「身長を伸ばしたいな」と思うのでしたら、なおのこと、この時期に骨や筋肉を強くしておかなければなりません。
そのためのキーポイントは十分な栄養、運動、睡眠です。
栄養をバランスよく摂ること、適度な運動をすること、きちんと睡眠をとることで身体ができてくるのです。
最近の中高生は塾通いが忙しかったり、スマートフォンを長時間利用していたり、夜遅くまでテレビを見ていたりするなど、平均して寝る時間が遅くなっているようです。
夜更かしをして睡眠時間が減ると、翌朝は食欲が出ずに朝食を抜いて登校したり、体調不良に繋がったりします。
生活のリズムが狂うと、身体のリズムも狂ってしまいます。
これでは丈夫な身体になりません。
高校生にとっての睡眠の重要性とは
また、睡眠中は成長ホルモンがたくさん分泌されます。
睡眠不足は成長ホルモンが骨や筋肉に働きかける時間が減る状態ですから、骨や筋肉の疲労の回復が遅れます。
疲労が回復しなければ、発育にも支障が出るのは当然です。
また、最近ではスマートフォンやパソコンなどのモニター画面を集中して長時間にわたり見続けることで、脳の一部が興奮状態になり、寝ようとしてもなかなか寝付けないといった、睡眠の質が下がっている中高生もいるようです。
そうなると、成長ホルモンは十分に働きませんね。
少なくとも寝る30分前にはスマートフォンやパソコンをいじるのをやめる、ぬるめのお湯につかって心身ともにリラックスする、簡単なストレッチなどで気分をリフレッシュさせるなどの対策をとって、良質な睡眠をとることが大切です。
体内時計を正常化させよう!
睡眠と覚醒のリズムは体内時計によってコントロールされています。
体内時計の周期はじつは25時間と言われています。
それを朝、太陽の光を浴びることによって、脳内に信号が送られ24時間にリセットされる仕組みが、私たちの中に備わっています。
ところが夜更かしで生活が不規則になると、このリセットがうまく行われず、時間がずれていってしまいます。
体内時計を正常化するには、朝、太陽の光を浴びることから始まり、食事、運動の生活リズムをしっかり守ることです。
体内時計を正常化することで睡眠の質が上がります。
しっかり眠ることで成長ホルモンが分泌され、骨や筋肉が発達するのです。
おわりに
身長を伸ばしたい方は、部屋の電気を消して寝ると良いそうです。
昼間は日光を浴び、夜は暗い中でぐっすり眠る。
すると成長ホルモンが分泌され活発に働き、発育が促されるそうです。今晩から試してみませんか?