成長期のお子さんをもつ親御さんが心配なのは、毎日の食事ですよね。
どれだけバランスの良い食事を心がけても、本当に十分に足りているのか不安という親御さん、多いと思います。
特に成長期に欠かせないと言われているカルシウムですが、牛乳が苦手なお子さんにはどのようにカルシウムを与えればいいのか困りますよね。
そこで、今回は成長期に欠かせないカルシウムを牛乳以外でどのように摂取すれば良いかをご紹介したいと思います。
牛乳以外でおススメのカルシウム食品「乳製品」
牛乳以外で手軽にカルシウムが摂取できる食品はヨーグルトやチーズなどの乳製品です。
ヨーグルトは牛乳よりもカルシウムの吸収率が良いので積極的に食べたい食品でもあります。朝食はそのままで、水切りしてチーズケーキなどのお菓子として、またカレーなどの隠し味としてプラスすることもできます。
牛乳以外でおススメのカルシウム食品「大豆製品」
お豆腐や厚揚げ、納豆などの大豆製品もカルシウムは豊富です。
豆腐は、木綿豆腐の方が絹ごし豆腐よりも水分が少ない分カルシウムが豊富です。
お味噌汁や冷奴なら簡単に1品になります。
また、豆腐ハンバーグや肉豆腐、豆腐ナゲットなどお子さんが食べやすい献立にしてあげるのも腕の見せどころではないでしょうか。
納豆は特に簡単にカルシウムを摂取できる食品ですが、しらすやちりめんじゃこをプラスするだけでよりカルシウムを強化できます。
牛乳以外でおススメのカルシウム食品「魚介類」
お魚のカルシウムは骨ごと食べられる小魚で丸ごと摂取しましょう。
そのまま食べることが苦手なお子さんには、粉末にして和風出汁やふりかけとして献立に取り入れましょう。
牛乳以外でおススメのカルシウム食品「野菜や海藻」
あまりカルシウムが含まれている印象が無い野菜や海藻ですが、小松菜やチンゲン菜などの緑色の葉野菜はカルシウムを豊富に含んでいます。
また、海藻類はミネラルの宝庫とも言われ、ミネラルであるカルシウムも豊富に含んでいます。
おわりに
生涯に渡って欠かせない栄養素「カルシウム」ですが、成長期は特に重要です。
成長期に骨を丈夫にして骨密度を高めることで、中高年になってから骨密度の低下による骨折の危険性を減らすことができるのです。
牛乳以外にもカルシウムが豊富な食品は多くあります。その上、牛乳の飲み過ぎは肥満やお腹の不調を招くこともあります。
様々な食品からバランス良くカルシウムを摂取できるようにすると良いでしょう。
それは、カルシウム以外の栄養素でも言えることなので、毎日の献立にも是非活かしてくださいね。