アルギニンが不足すると身長が伸びないかもしれない、そんな話を聞いたことはありますか?

この話、実は全くのデタラメというわけではありません。

実際にアルギニンというのは、身長を伸ばすのに重要な働きを担っているため、とりわけ中学生の成長期のお子様には、しっかりと補ってほしい栄養素なのです。

どうして身長を伸ばすのにアルギニンが必要なのか、アルギニンとはどんな働きをするのか、伸び盛りのお子様のためにも、理解を深めていきましょう。
 
 

アルギニンの働きってなに?

 
アルギニンとは、人の体に必要な栄養素、アミノ酸の一種です。

このアルギニンには、成長ホルモンの分泌を促すという役割があります。

成長ホルモンとは、その名の通り成長に関係するホルモンで、筋肉や骨を作ったり、脂肪を分解する働きがあります。

アルギニンが不足するということは、成長ホルモンの分泌が減少し、筋肉や骨の成長を阻む恐れがあるということ。

それは、アルギニンが不足すると身長が伸びなくなってしまうかもしれないとい、ということなんです。

また、筋肉や骨の形成が遅れると、身長が伸びないだけでなく、運動などによって損傷された筋肉が修復されにくくなり、筋力が低下したり、病気に対する抵抗力も弱くなっていまいます。
 
 

どうしてアルギニンが不足するの?

 
成長期のお子様は、体内でアルギニンを作り出すことができません。

そのため、しっかりと食事などからアルギニンを摂取する必要があります。

中学生に入って部活が始まったり、塾に通うようになると、食事のバランスが崩れ、アルギニンが不足しがちになってしまいます。

特に運動部などで体を動かすことの多い中学生のお子様の場合、体は運動によって損傷した筋肉を修復することを最優先にするため、アルギニンはより足りなくなる傾向にあります。
 
 

アルギニンは1日にどれくらい必要?

 
1日に必要なアルギニンの量は、2000~4000mg以上といわれています。

これを鶏肉で計算すると200~300g摂取しなければいけないことになります。

この量を毎日食事から摂取するのは、かなり難しいですし、外食が増えればなおさらです。

なので、アルギニンが特に必要となる中学生の成長期のお子様は、サプリメントを上手に組み合わせて摂取するのが良いでしょう。
 
 

おわりに

 
これらのことから、アルギニンが不足すると中学生の身長が伸びないと言われる理由がお分かりいただけたと思います。

特に中学生は、小学生の頃に比べて急激に運動量が増え、体も大きくなる時期です。

その時期にアルギニンが不足すると、ずっと身長が低いままになってしまう可能性もあるのです。

お子様自身では、食事のバランスを見直すことはできません。

中学生になったお子様を持つお母様が、しっかりとお子様の食事バランスを考えてあげましょう。

また、アルギニンをいくら十分な量摂取できても、睡眠が不足したり、運動が不足していれば、それもお子様の身長を伸び悩ませる原因となってしまいます。

スマホやゲームなどで、生活リズムが崩れてしまわないよう、注意してあげてくださいね。