「うちの子ちょっと周りのお友達よりも身長が低いみたい」とか、
「もう高校生だから心配。身長伸ばす方法ってないかしら」とか、
子供さんの身長について不安がある親御さんは多いと思います。
そんな悩みを解決する、高校生の身長伸ばす方法としては何が有効かを考えてみましょう。
身長伸ばす方法:【睡眠】とにかくよく寝よう!
ズバリよく寝ることです。
なあんだと思われる方も多いと思います。
「うちの子はよく寝ているわよ、寝たりなくて授業中まで寝ているらしいし」と言う方は要注意です。
授業中にまで寝てしまうということは良質な睡眠が十分に取れていないという証拠です。
今どきの高校生は部活動や学習塾通いに習い事、アルバイトなどで昔よりも帰宅時間が遅くなる傾向にあります。
うちの子も部活動の他に近くのスポーツセンターで行われる夜間練習に自主参加していたのでわかりますが、帰りが遅くなると夕食時間も遅くなります。
食事を摂ると3時間程度は消化のために胃腸の働きが活発になります。
その間は眠っているようでも身体の器官が活動しているのですから、実際の眠りとしては浅くなってしまうのです。
骨や筋肉を作る成長ホルモンは寝ている時にたくさん分泌されますし、夜12時以降に寝る子より10時までに寝る子の方が骨密度は高いそうです。
身長を伸ばしたいのであれば良質な睡眠時間を十分に確保するため、生活習慣を見直すことは大切です。
夕食時間がどうしても遅くなるのでしたら、夕方に軽食で栄養補給をしておいて夜の食事は消化の良い雑炊などにすると良いでしょう。
身長伸ばす方法:【栄養】必要な物を必要なだけ摂る!
身長を伸ばすためには必要な栄養素をしっかり摂ることが、思っている以上に重要です。
身長を伸ばすことは骨や筋肉を成長させることでもあります。
それらを作るには、やはり毎日の食事の管理が欠かせません。
骨や筋肉を形成しているのはカルシウムやリン、タンパク質です。
これを効率よく摂取し吸収させることができれば、伸び盛りの高校生ですから身長は伸びるはずです。
そのためには他の栄養素も必要になります。
タンパク質はカルシウムの吸収を高める働きがありますし、ビタミンDは腸管からの吸収を助けます。
マグネシウムはビタミンDを活性化するとともに骨を丈夫にしますし、ビタミンKは骨の形成を促します。
などと書くと難しいように思えますが、一度の食事で全て摂らなくてもいいのです。
高校生は給食がないのでお弁当を持たせる機会が多いですよね。
そのお弁当にちりめんじゃこや桜エビのふりかけをかけるだけでもこれらの栄養素は摂取できます。
まずは意識して献立を立てることです。
身長伸ばす方法:【運動】程度な運動はOK!やり過ぎはダメ
適度な運動をさせることです。
運動することによって骨量が増加することは多くの調査や研究によって証明されていますし、筋肉の増強で骨が保護されることもわかっています。
また、日中に運動をすることによりストレスが解消され、精神的に安定することと適度な身体の疲労が深い睡眠に繋がります。
良質の睡眠が成長ホルモンの分泌を促しますから、その意味でも運動はさせましょう。
おわりに
高校生の身長伸ばすためには、睡眠・栄養・運動がとにかく大事です。
簡単なように見えてこれをしっかりと守る生活は意外と大変です。
でも背を少しでも伸ばしたいとお考えでしたら、これらのことを軽視せず毎日を送ってくださいね。