母親ならば子どもに栄養あるものを食べさせたいと思うことは当然ですよね。

しかも、現代はお子さんの身長の伸びに悩まれるお母様方が多いのです。

その原因として、「睡眠」「食事」「運動」という生活環境に問題があると言われています。

身長を伸ばすためには、3度の食事で十分な栄養を摂取し、夜はしっかり眠り、適度に運動することが重要なのです。

しかし最近、特に2000年以降は偏食や睡眠不足、運動不足の子どもが多くなり身長の伸びが悪化してきているのです。

そこで、成長期に摂取させるべき栄養素やメニューをご紹介したいと思います。
 

高校生の身長を伸ばすために食事でこころがけたいことは?

 
身長を伸ばすために重要なことは「成長ホルモン」を分泌させてあげることです。

成長ホルモンはたんぱく質が分解されて作られる良質なアミノ酸から構成されています。

つまり、良質なたんぱく質を摂取することが成長期のお子さんの健やかな成長に良いということです。

たんぱく質を含む食材としては、お肉やお魚、チーズや牛乳などの乳製品、豆腐や納豆などの大豆製品、卵などです。

もちろん、それらの食材ばかりを食べると良いわけではありません。

カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウム、ビタミンも身長を伸ばす上で重要な栄養素です。
 
 

身長を伸ばすのにおすすめなメニューは?

ささみのチーズかつ

良質なたんぱく質を鶏ささみとチーズから摂取できる上、チーズにはカルシウムも含まれています。

豚肉のソテー

たんぱく質だけでなくビタミンも豊富な豚肉。

プラスでチーズを乗せても美味しい上に栄養もアップ!

豚の角煮

たんぱく質とビタミンの豚肉にゆで卵でさらにたんぱく質を摂取。

じゃがいもスープ

ビタミン豊富なじゃがいも茹でて潰して牛乳とコンソメで作るスープ。

小松菜の胡麻和え

鉄分とカルシウムが豊富な小松菜は成長期におススメの食材です。

小松菜と厚揚げ豆腐の煮物

鉄分とカルシウムの小松菜にたんぱく質にカルシウムの厚揚げで栄養たっぷりです。
 
 

高校生に食べてもらいたい朝食メニューはこれ

高校生の朝食メニュー:和食パターン

≪ごはん、焼き魚、納豆、お豆腐とわかめのお味噌汁、生野菜サラダ、ヨーグルトや牛乳≫

焼き魚でたんぱく質やビタミン、納豆でたんぱく質と亜鉛、お豆腐でたんぱく質、わかめでビタミン、生野菜サラダでビタミン、ヨーグルトや牛乳でたんぱく質とカルシウムが摂取でき、栄養バランスも整えっている朝食メニューです。

高校生の朝食メニュー:洋食パターン

≪パン、ベーコンエッグ、野菜スープ、生野菜サラダ、ヨーグルトや牛乳≫

ベーコンでたんぱく質、野菜スープやサラダでビタミン、ヨーグルトや牛乳でたんぱく質とカルシウムが摂取できます。

パンはご飯よりも消化吸収が早いので腹もちが悪い点もあります。

量を増やすなどの工夫も良いかと思います。
 
 

おわりに

身長を伸ばす上で重要な成長ホルモンは深い眠りをしているときに分泌されます。

8時間程度の睡眠をしっかりとることが重要なのです。

しかし、最近の高校生はスマートフォンを持つことで夜更かしをして、寝不足になることも身長の伸びに大きく影響しています。

スマートフォンを買い与えるだけでなく、使用頻度や時間帯もしっかりと約束することもお子さんの健やかな成長になるとも言えるのです。