周りの友達がどんどん身長が伸びて大人になっているにも関わらず、自分は友達のように身長が伸びないと悩む男の子が多い現代。

実は、成長期には個人差があり成長期のスタート時期は人それぞれなのです。

早く成長期がはじまった人は終わるのも早く、スタートが遅い人は終わるのも遅いのです。

周りの友達と比べるのではなく、自分の成長を見つめる為に今回は身長が伸びるメカニズムをご紹介したいと思います。

「成長期=身長が伸びる」という感覚的な知識だけでなく、しっかりとしたメカニズムの知識を付けましょう。
 

身長が伸びるメカニズムその①:骨端線

 
子どものほとんど骨には「骨端線」(こつたんせん)と呼ばれる軟骨があります。

別名「成長線」とも呼ばれるほど成長に重要な軟骨です。

この骨端線の部分が成長することで身長が伸びるのですが、身長が伸びる成長期に骨端線を成長させなければ硬い骨となり身長が伸びなくなってしまいます。

つまり、骨端線が成長する時期にしっかりと成長させてあげることが身長を伸ばすポイントなのです。

骨端線には「骨の素」となる細胞が沢山存在しており、その細胞が骨になるために重要な働きをするのが「成長ホルモン」なのです。
 
 

身長が伸びるメカニズムその②:成長ホルモン

 
骨端線を成長させるには骨に必要なたんぱく質やカルシウムなどの栄養素以外に「成長ホルモン」が重要です。

成長ホルモンは脳下垂体から分泌されるホルモンで、骨の成長を進める成長因子を作り出し、骨に働きかけることで骨が成長します。

つまり、成長ホルモンの分泌量を増やすことが身長をより伸ばすことができるというわけなのです。

成長ホルモンは骨の成長を進めるだけでなく、骨密度を増やす働きや筋肉を作る働きなど成長期には欠かせない働きをしてくれる大切なホルモンなのです。

そのような成長ホルモンの分泌量を増やすためには深い睡眠をとることが重要です。

睡眠が浅いと成長ホルモンが分泌されにくくなることが明らかになっており、特に寝初めの3時間に深い睡眠をとることで成長ホルモンの分泌量が増え、身長をより伸ばすことが期待できます。
 
 

成長に欠かせないホルモンは成長ホルモンだけじゃない

 
実は、成長に関係しているホルモンは成長ホルモン以外に骨に働きかけて成長を促してくれる「甲状腺ホルモン」、骨の成長にスパートをかけて成熟を促してくれる「性ホルモン」があります。

また、甲状腺ホルモンには脳の発育や成長を促す働きや成長ホルモンの分泌を促す働きもあります。
 
 

おわりに

 
身長が伸びるメカニズムはご理解いただけたでしょうか。

成長ホルモンを分泌させるための睡眠以外にも適度な運動と栄養バランスがとれた食事も重要です。

規則正しくバランスのとれた生活を送ることを心がけましょう。