ストレッチをすることは、中学生のお子様の身長を伸ばすために効果的なことだと言えます。
とは言え、理由も分からず、ただお子様にストレッチをさせてみるというのも難しいですよね。
何故ストレッチが身長を伸ばすのに効果的なのか、ストレッチの効果を詳しく説明したいと思います。
ストレッチは成長ホルモンを促進する手助けとなる
ストレッチは成長ホルモンの分泌を促す手助けをしてくれます。
成長ホルモンは筋肉や骨を形成し成長させるために必要なホルモンです。
身長が伸びるという事は、言い換えれば筋肉や骨が大きく成長する言うことです。
ですから、成長ホルモンの分泌を促進させてくれるストレッチは身長を伸ばすのに有効なんです。
またストレッチをすることで、適度に筋肉や骨に負荷をかけ柔軟な状態にしてくれます。
筋肉や骨が凝り固まっている状態では、身長は伸びにくくなります。
筋肉や骨を成長しやすい状態にもっていくことができるという点でも、ストレッチは身長を伸ばすために効果があると言えるでしょう。
ストレッチにはリラックス効果がある
ゆっくりとした動作でストレッチをすると、血行がよくなり、体がぽかぽかと温まります。
血行が良くなり体が温まると、副交感神経が優位となり体はリラックス状態となります。
そのため、寝る前にゆっくりとストレッチを行うことは、質の良い睡眠を取ることにも効果があると言われています。
成長ホルモンは1日を通して分泌されていますが、ぐっすり眠っている間に最も多く分泌されます。
そのため、睡眠をしっかりとるという事は、身長を伸ばすための重要な要素の1つなんです。
受験勉強やスマホ、ゲームなどで睡眠不足に陥りやすい中学生のお子様には、身長を伸ばすためにも、生活習慣を整えるためにも、寝る前にストレッチを促してみましょう。
ストレッチをすると姿勢が整えられる
左右対称の動きをすることで、体のバランスを整え、姿勢の改善につながります。
一日中スマホやゲーム機に向かっている中学生をよく見かけますが、頭が前のめりになり姿勢が悪くなる原因となるでしょう。
中学生のうちから猫背になると、本来とは違うところに重力がかかって身長が伸びなくなる可能性があります。
また左右の体のバランスが崩れると、左右の筋肉のつき方にまで影響してしまいます。
そうならない為にも中学生のうちからストレッチなどで体のバランスを整えるよう心がけておきましょう。
おわりに
いかがでしたか?
ストレッチが身長を伸ばすことにいかに効果的か、これで納得していただけたのではないでしょうか。
それにストレッチは身長を伸ばす以外にも、体にいい効果がたくさんあります。
最初は上手く体を動かせないかもしれませんが、初めから難しい動きをする必要はありません。
足を高く上に上げたり、正座をして両手をまっすぐ上にあげそのまま後ろに倒れるなど、簡単なものから始めてみるといいでしょう。
お子様だけにさせるのではなく、是非お母様もお子様と一緒にストレッチを始めるといいかもしれませんね。
毎日行うことで、きっと体にいい変化が訪れるのが分かると思いますよ。